12月の茶席■ □■金茶地色無地に黒地干支玩具文様袋帯■□■いよいよ押し詰ってくる12月。今年の始末と来年の準備で、慌ただしい時期ですね。それでも忙中閑あり。お茶を一服いただいて構想を練ってから、行動に移すとしましょう。 12月はたくさん趣向や使える柄があります。討ち入りや顔見せ、といえば12月の季語ですし、「しまい干支」といってその年の干支(2002年は午、ウマ年です)の物を使うのもOKです。また「月日は巡るもの」という意で、「回るもの」、例えば糸巻きや手まり、独楽などを使うのも楽しいです(これは新年1月も使います)。 今回は、金茶地色無地に黒地干支玩具文様袋帯を合わせました。色無地の地紋は「菊桐文様」。格のある、通年使って良い柄ですが、「ピン(=1番良い)からキリ(=べった)まで」で今年のどん尻12月は「桐」としゃれてみました(これは本当よ。茶席でも桐の香合、12月に使いますもん)。帯は、玩具で十二支を表した袋帯です。黒地でどんな着物にも合わせやすいので、12月から1月まで、最も出番の多い一本です。 ジャンル別一覧
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